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まず、損害確認、アタマの中で作業段取りを決めます。今回は、バック時に右フロントフェンダーをぶつけてしまったようです。
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第1工程 下地づくり(ハンマリング〜塗膜剥離)
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早速、フェンダーに付いている最低限の部品を外し、鈑金開始です。ハンマーを使って、鉄板をならしていきます。ハンマーと言っても、普通のかなづちタイプでは有りません。自家製のオリジナル鈑金ハンマーです。平やすりを加工したものですが、普通の鈑金ハンマーよりキレイにならすことが出来ます。
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ある程度ハンマリングしたところです。ヘッドランプとの隙間も元通り。本来、塗装する前には外せる部品は、すべて外してしまいます。その方が塗装する際に、部品の隙間に詰まっている汚れやゴミが付着せず、キレイに塗れるからです。
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下地作りの最初。まずは、旧塗膜の剥離。色剝ぎサンダーで行います。このサンダー、鉄板に熱が伝わりにくい構造になっています。なぜかというと、この作業で熱をかけてしまうと、せっかく出した鉄板が熱の影響で伸びてしまい、次作業に悪い影響を与えてしまうからです。なので、かなり慎重に作業します。
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ハンマーで叩いてしまった塗膜は、すべてサンダーで色を剥ぎ取ります。ハンマリングをした塗膜は、既に鉄板とは密着していません。もしも塗膜を残した上に下地作りをしてしまうと、後で密着不良を起こしてしまうので、此処では少し叩いた面積より、大きめに色を剥ぎ取ります。