❶
塗装ブースの制御盤です。入ってくる空気量と出ていく空気量を設定します。

❷
塗装用のつなぎ服を着て、塗装工程に入ります。どんなに良い設備を入れて、ホコリの侵入を防いでも、自分がホコリだらけであれば、宝のモチグサレです。専用の静電気除去タオルを使い、完全に静電気を除去します。念には念。

❸
更にポータブル版のイオンブローガンで、局部的にイオンの量を増やす感じで、ブツやホコリがつきにくい環境を更につくります。

❹
まずは、サフェーサー部分を染めていきます。一度にたっぷり塗るのではなく、うすーく、うすーく塗っていきます。かといって、あまり乾燥させすぎてしまうと、ザラザラになってしまいます。特にシルバーなどは、塗装表面がムラになってしまいます。ポイントはアセラナイ！。

❺
徐々に塗り広げていき、旧塗膜と新塗膜をなじませるように塗装します。なるべく塗装面の端まで、色を塗らないように。最初から大きく全体に塗装するのは、非常に楽です。しかし塗装は塗膜の厚さだけでも、ムラが目立ってしまうので、なるべく小面積で抑えるようにして、根気強く塗装していきます。

❻
シルバーのベース塗装終了です。次はいよいよクリアー塗装です。

❼
シルバー色の上にクリアー塗料を吹き付けます。クリアー塗装は、透明な塗料でボディーの光沢を保護するもっとも重要な部分です。オイヌマではデュポン社製の高品質塗料を採用しております。10年20年経っても光沢を保つことができる優れモノです。

❽
クリアー塗装終了です。この次の工程は焼き付け乾燥です。後に塗装のツヤが引けてしまわないように、熱を塗装の芯までシッカリ入れていきます。